そこは荘厳な橋脚
カッシーニの輪は
７つに織りなして
象徴アーチを描く

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過ぎ去った筈の谺
突然の静寂に甦り
南の果ての血糊で
五感を呼び覚ます

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曼珠沙華の匂ひと
ソプラノサクスは
甘酸っぱく交じり

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今一度果てしなく
この感覚と知覚の
無我の法悦を謳歌せむと